作撮り#001_004

ROLLEIFLEX 2.8D Planar F2.8 / KODAK 400VC / CANON 9950F / 葛西臨海公園 / MODEL:naomi・y
最終章


<つづき>
おサイフにもお寒い風が吹いている事に気付きつつ、残りわずかな時間で再チャレンジ。
何となく歩きながら良さそうな場所を探しているうちに行き止まりへ。
岸では本格的に釣りを楽しんでいる人がチラホラ。
ただ夕日が奇麗に見えるビュースポットだったのと、引き返すのもなんだったのでとりあえずコンクリートで固められた海岸に座ってもらう事にした。
さすがに時下にコンクリートに座ってもらうのはジェントルマンとして恥ずべき行為なので、下心丸出しで首に巻いていたマフラーを敷きその上に彼女を座らせた。
さらに、ここでそこいらのジェントルメンとは下心の器が違うぜと、家を出る時に「ジャケットの下にフリースも着ていった方がいいよ」と嫁に無理矢理着せられた毛玉だらけのフリースを彼女の足下に掛けた。
優しさ全開アピール。キュンとしたに違いない。
彼女から愛の告白を受ける心の準備をしつつ、彼女と距離を置いてシャッターを切る。
今回のテーマに沿って撮っているとどうしてもバックショットなどが多くなっているので、彼女の邪魔をしないようにそっと前に回る。
・・・後ろが雑木林じゃん・・・まったく画になりませんよ(´ x `;*)
夕日の見える風景ばかりに気を取られていて彼女のバックを全然気にしていませんでした・・・
これがまだまだな理由ですな。
その頃には夕日もほぼ沈み空は夜へと変わりつつ露出的にも辛くなってきたので今回はこれで引き上げる事にした。
絞り開放で撮ればまだ撮れたのはナイショだ。
帰りは渋谷まで一緒だという事で無理矢理自分が来たルートで帰る事にした。
なぜならまだ愛の告白を受けていないからだ。
久しぶりにドキドキしながら愛の告白の返事を考える。
「オレには嫁もいるし子供もいるし。それでも良ければ・・・」
きっとその返事に彼女はこう言うはずだ。
「それでもいいんです・・・」
一人で顔を赤らめながら彼女をチラ見しつつ彼氏の事は思い出させないように他愛もない会話を続ける。
気付けば渋谷じゃないですか。
引き止めようとする僕に彼女は最期の笑顔で「また次かんばりましょうね」と笑顔を残して背中を向けた。
誰かが言っていた。「想像した出来事なんてほとんど起きない」と。
渋谷の歩道橋の上で一人残された僕はこの言葉を反芻していた。
<終>
あとがき
という事で今回はテーマに沿った写真を撮る事が出来なかったので、もう少し暖かくなってから再チャレンジすることにしました。
naomiちゃんありがとう!またよろしくね!その前にスタジオ撮影だ!
今回はローライの他にContax RXを押さえで持って行ったのですが、RXはあまりシャッターを切らなかったのでまだ現像に出していません。
こっちにはムフフなnaomiちゃんが・・・
フィルムをスキャンした時点で、カメラの味とかフィルムの味はスポイルされている気がするので、最近はなんでもいいやぁって気になってきました。
その分、自分の好きなテイストに持って行けるのが利点だなぁと。
今回アップした写真もかなりいじっています。
スキャナーも最近は一発で良い色を出してくれるようになりました。
後はフィルムの平面性がなんとかなればフラットベッドでもそこそこいけるんじゃないかと言う気がします。
最近は、12コマ撮れるフィルムホルダーに入れるとフィルムのタワミが取れないので、1枚だけスキャン出来るマルチフォルダー?でスキャンしています。
これだと1コマでフィルムを押さえるのでタワミがかなり軽減されます。
ただ、それでも気になるのでフィルムフォルダーを自作しようと思案中。
Flextiteのフィルムホルダーが一番良さそうな感じです。<知らない人にはなんのこっちゃですが
薄い鉄の板を買って6x6の穴を空けて、上からマグネットシートで押さえる方法。
あと使えそうなのは、引き延ばし機で使うホルダーもそのまま使えるんじゃないかという気がします。
あれって高いんですかねぇ?
2007.03.02 | Comments(4) | Trackback(0) | ROLLEIFLEX2.8D Planar F2.8












